自分に影響を与えてくれた一冊
今回は僕が読んだ本の中で、一番好きな本を紹介したいと思います。それは【嫌われる勇気】という本です。著者は岸見一郎さんで、2013年にはベストセラーにもなりました。読んだ方や、目に入ったことがある方は多いかもしれません。僕は高校生の頃に、この本を読みました。まず一番の魅力としては、哲学者アドラーの思想(アドラー心理学)を、若者と哲人の「対話形式」で非常に分かりやすく、かつ胸に刺さる言葉で解き明かしているという点だと思います。例えばですが、多くの人は過去にこういうトラウマや辛い経験があったから、今の自分はこうなんだと考えがちです。これを原因論と呼びます。しかしアドラー心理学は、私たちは過去のトラウマによって突き動かされているのではなく、今の目的のために感情や行動を作り出していると説きます。これを目的論といいます。この本を読んで、著者が一番伝えたかったテーマは嫌われる勇気を持つということは、他人の期待を満たすために生きるのではないと決意することです。他人があなたをどう思うかは他人の問題であり、あなたがあなたらしく生きることこそが重要だということで、とても自分に刺さりました。僕は昔から平和主義で、何かあっても一歩引いていたのですが、この本のおかげで【嫌われる勇気】をもって、積極的に他人に自分の意見を言うことの大切さを学びました。
「人に好かれたい」「認められたい」という承認欲求にとらわれていると、他人の目を気にして自分の人生を生きられなくなります。嫌われる勇気を持つということは、「他人の期待を満たすために生きるのではない」と決意すること、他人があなたをどう思うかは他人の問題であり、あなたがあなたらしく生きることこそが重要だとこの本は教えてくれました。